最終更新:2007-06-30 (土) 00:14:58 (4130d)

LaTeXによる論文作成の手引き

LaTeX による論文作成の手引き・誤植情報

改訂 3 版 誤植訂正版 (version 3.1)

2006 年 3 月 18 日に配布.

改訂 3 版 誤植・補記情報

2006 年 2 月 26 日に配布.

p.5 謝辞 (2006/03/02 by 大島氏)
謝辞において大島利雄氏の「利雄」が「利夫」と誤って表記されていました.
p.15 1.1 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
「論文」の定義が次のようになっている.
大学3 年間で学んだことを生かして研究をし,考察する文書のことです.
これは当初,この冊子を配布するのが学部生だけであったため,限定的な 表現になっているが気にしない.本来ならば「研究成果が論理的に筋道立て られた文書」と書くべきだろう.
p.17 1.3 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
「ワープロソフト」という表現は適切ではないと思われる.適当に 「統合オフィス環境」とか「オフィススイート」とでも思ってほしい.
近年はワープロソフトと呼ばれるソフトウェアが多数存在します.
OpenOffice.org とかMicrosoft Office などがその類です.
p.17 1.3 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
「斜体」という文字が太ゴシックになっているのは「パッと見」おかしい.
ワープロソフトで斜体にすると
まぁ,しかし,日本語を斜体にするのも如何なものかと思うし,逆に強調に しないのもなんなので,仕方なく太ゴにしている.
p.18 1.7 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
「る」が抜けている.
<CENTER>
  人類普遍の原理であ
</CENTER>
p.18 1.7.1 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
全角カンマのためか、折り返しの行頭にカンマが来ている。
角藤版 TeX,Dviout,Ghostscript ,GSView, jsclasses)を導入する
p.20 2.1.1 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
まるでバックグランドで起動しなければ画面の再表示が有効にならない かのように書いている.
バックグラウンドで起動します(図2.2).こうするとタイプセットを
再度したときに自動的にDVI ファイルを再表示します.
これはかなり意図したもので,初心者はバックグランドジョブでの プログラムの起動という概念がそもそもないため,ここではわざと 「バックグランドじゃないと再描画はないぞ」と言っている.
p.26 2.1.6 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
他の入力例と比較すると hoge の後にスペースがないが,気にしない事.
$ xdvi hoge&
プログラムによっては .dvi の拡張子を省略する事が出来ない.
p.27 2.1.6 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
「と」が多い(ヒロシになっているという有り難いご指摘を受けた).
主なボタンの機能は以下のとおりとです.
p.28 2.1.7 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
「一般的に」という言葉を頭に入れるとガツンと来る.
コマンド,命令,環境,引数,オプションなどの言葉を混同しがちですが
p.30 2.2 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
文献一覧成形プログラム,または文献リスト成形プログラムの間違い.
文献成形プログラム BibTeX
p.30 2.2 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
「1 度目以降」とは何なのか,意味が不明瞭である.詳しくは TeX の 中間ファイルに関する扱いについて触れなければならないため,ガツンと 表現すれば「初回以降に必要になる事があるファイル」という事.
.aux 相互参照などの情報が書かれたファイル.
1 度目以降の処理に必要とされる.
p.30 2.3 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
\documentclass 命令の定義が曖昧であるのは,原著でも同様であるため, 本冊子でもそれ以上の定義はしなかった.
原稿のプリアンブルに書くべきコマンドは \documentclass 命令です.
唯一 \documentclass 命令の前に書く事が出来る LaTeX コマンドとして filecontents/filecontents* 環境, \listfiles 命令等がある. filecontents 環境が \documentclass 命令の前に記述されるべき LaTeX コマンドとなる.\documentclass 命令の前に TeX プリミテ ィブがいくら登場しても構わないが,\usepackage 等の命令は \@onlypreamble 命令により,プリアンブルでしか使う事が出来 ない命令として定義されている.さらに \usepackage 命令は \@latex@error によりエラーを吐くように最初は定義されている. これを \documentclass 命令が \usepackage の定義内容を書き換え る事により \documentclass と \begin{document} の間でしか使えな いようにしている( \document 命令の後であっても \@preamblecmds によってプリアンブルのみでの使用を強制される).この手の話は 初級編で少しだけ触れる.
(1) <initial part> (filecontents env, \listfiles)
\documentclass{<class_file>}
(2) <preamble> (\usepackage, \newtheorem, ...)
\begin{document}
(3) <body> (\LaTeX\ commands)
\end{document}
(4) <comment part>
p.32 2.4 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
osbolete という言葉を「伝統的」として補足しているが,obsolete の 本来の意味は「時代遅れ」という意味.
TeXにおける伝統的な (obsolete) 執筆環境
ここでは Emacs + TeX + Gnuplot + Tgif 等を使う人種は 伝統的(時代遅れ)であるという事を皮肉的に例えている. 自分もその伝統的な人間の一人であるので自虐的表現となっている.
p.33 3.1 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
漢字と仮名文字を考えると,日本語ってもとは表音文字だと思う.
日本語の場合は表意文字なので
漢字って元々日本の文字じゃないしね.
p.37 3.5 節 (2006/02/8x by wakakumo氏)
(j)article, (j)report では abstract 環境が定義されている.
標準の文書クラスでは概要専用のコマンドは定義されていません.
(j)book では abstract 等は定義されていない. jsbook には abstract が定義されている. というちょっと初心者にはどうでも良い話が出てくる.
p.41 3.10 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
最近のワープロ文書では重要な文字列に下線 (underline) 
を引いて強調 (emphasis) を表現しているようです.
かなり negative な表現である事に変わりはないが, 「最近のワープロ文書」というのは「ワープロ文書を使う最近の チャラチャラした若いもん」という程度の意味として捉えてほしい.
p.43 3.13 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
\usepackage{comment}のパーセントが邪魔.これを取る.
%\usepackage{comment}
ここは出力されますが% ここはされない.
\begin{comment}
この環境の中もコメントになるので
\end{comment}
出力されませんか?
p.48 3.16.1 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
space が邪魔とです(「と」が邪魔).
五つがあるということです.space
p.60 3.21.3 節 (2006/02/2x by wakakumo氏)
LaTeX Project が以下の二冊で LaTeX に関する基本的事項はまぁ記述して おこうじゃないか,という方針があるそうです.
これらのマクロについては少なくとも『LaTeX コンパニオン』か『文書
処理システム LaTeX 2e』に記述されていることが保証されています.
ここでは誰に保証されているのかが不明です.

改定 2 版 誤植訂正版

2005 年 3 月 20 日に誤植訂正版を配布しましたが、まだあるかも。

改定 2 版の誤植情報

p.34 (22) 3.4 節 (2005/03/19 by 某大学某氏)
「3.4 節 目次の出力」において 「\secounter{tocdepth}{0}」 というのが本当は「\setcounter{tocdepth}{0}」 のようになるべき。
p.35 (23) 3.5 節 (2005/02/12 by ainsliy 氏)
「3.5 節 概要の出力」における 最終行で「とすると目次にも概要を番号梨で書き出します」→ 「とすると目次にも概要を番号無しで書き出します」に修正する。
p.40 (28) 3.11 節 (2005/02/16 by ainsliy 氏)
アクセントをアルファベットに 付与するときに i や j はすでに点があるので、この点はないほうが良いです。 これには \i, \j を使うようにします、ということを言いたかったのです。
p.47 (35) 3.17 節 (2005/02/16 by ainsliy 氏)
箇条書きというのが読者に とって丁寧な方法であると言っておきながら、論文・レポートでは 箇条書きを止めろと言っているのはどうも変です。慣習に縛られて 箇条書きを用いない方が良いときはそうすれば良いでしょうし、 用いても良い場合は活用してください。
P.83 (71) 6.3 節 (2005/02/14 by ainsliy 氏)
「6.3 グルーピング・入れ子構 造」における最初の行でスコープを機能として説明しているが、これは「概念」 であると解釈させた方が良いだろう。
P.94 (82) 7.2 節 (2005/02/14 by ainsliy 氏)
「7.2 数式の出力」の最後に おいて「...さらに数式環境で囲むなどの記述はません」→「記述はしません」
P.95 (83) 7.4 節 (2005/02/14 by ainsliy 氏)
「7.4 数式における空白の 調節」の1, 2行目の「LaTeXは数式モードでは自動的に隣り合うから」→「隣 り合う数式要素 (アトム) から」
P.130 (118) 9.3 節 (2005/02/14 by ainsliy 氏)
「9.3 他段組」は 「他段組」→「多段組」 P.131 (119) の例文の「他」も「多」。
四箇所で (2005/02/16 by ainsliy 氏)
「少小節」が「少少節」になっている部分が 四箇所ほどあります。
$ cat *.tex | nkf -e -Lu | egrep "少少"
少少節 & \Cmd{subsubsection}& 3   \\
{\LaTeX}ではあらかじめ部,章,節,小節,少少節,段落,小段落
\Cmd{normalsize}  & 10\,pt & 11\,pt & 12\,pt & 少少節見出し・本文\\
\Kount{subsubsection} & 少少節見出し\\
同じ様に「見出し」も「見だし」になっているところが三ケ所ある。
例えば節\pp{\cmd{section}}の見だし番号を
ローマ数字に変更するのであれば,節見だし用の
見だし番号付きでPDFに追加できます.